貯蓄目標260万ドル 70年度農協通常総会
読谷村農業協同組合(神谷乗敏組合長)の七〇年度通常総会が、去る八月十六日午後二時から宇座公民館で開かれた。
総会には池原村長、知花英夫立法院議員をはじめ、政府、農協関係者、多数を来賓に迎え、組合員約五〇〇名が出席して開かれ、六九年度事業経過と、収支予定書等十三案件を決定したあと、貯蓄目標額達成支部として、楚辺、宇堅、高志保、長浜、上地、波平、座喜味、渡慶次。努力賞として大木、宇堅、渡慶次、楚辺座喜味、大湾、都屋。
特別貯蓄賞として、喜名小学校子供銀行等の表彰があり、また各字に二〇〇万ドル貯金突破記念して、記念品が贈られた。
なお総会終了後、楚辺のデイゴ娘による余興の後、午後六時すぎ盛会のうちに終了した。 主な議案はつぎの通り。
※一九六九年度事業報告書財産目録、貸借対照表、損益計算書及び剰余金処分案の承認について
※剰余金処分案
当期末処分剰余金は、繰越剰余金、三、七五四ドル一〇セント、当期剰余金、一四九七五ドル十八セントの計一八七二九ドル二十八セントとなって
この剰余一八、七二九ドル二十八セントは次の通り処分される。
一、準備金、一四、九八ドル
二、特別積立金、五〇〇ドル
三、税金引当金、三、七四四ドル
四、出資配当金、八、七七七ドル
五、特別配当金、一、一一五ドル
出資金に対して、一割の配当金
※貸付金利率の最高限度決定について
一〇〇ドルにつき日歩二、三仙、但し、定期貯金担保の場合は日歩二仙
※組合員に対する貸付金の最高限度決定について
一、個人組合員信用貸付、五〇〇ドル、担保貸付、一〇、〇〇〇ドル
二、団体組合員信用貸付、一、〇〇〇ドル、担保貸付一〇、〇〇〇ドル
但し、いずれも定期貯金担保の貸付、制度資金、災害資金の貸付、及び、補助金又は制度資金借入れを見返りとする貸付はこの限度以外とする。
※借入金の最高限度決定について
金八〇万ドルとする。
但し、制度資金、災害資金の貸付を目的する借入金を除く。
※会社の株式取得について第一農薬株式会社、一株一〇ドル、二五株、二五〇ドル、を取得する。
※固定資産の処分について
一、乗用車一台、五二七ドル
二、小型貨物車一台六二八ドル
三、小型貨物車一台五八〇ドル
※固定資産の取得について
一、建物、二六、〇〇〇ドル(倉座、ホール拡張、農機具センター新設)
二、車輛五台、八九五〇ドル
※余裕金貯け先金融機関の指定について
中金、読谷郵便局、琉銀、沖銀、南銀
※定款の一部変更について定款第二八条の理事の員数を現在の十二名から十四名に増員する。
※役員報酬の決定について
組合長、月額二四〇ドル
専務理事、月額二二〇ドル
期末手当、五〇割(夏季二五割、年末二五割)
非常勤役員、月額一〇ドル
※、事業方針
信用事業
貯蓄目標額二六〇万ドルを設定し、各支部、及び各種団体並びに組合員と密接な連けいを保ち軍用地料及び勤労所得等の吸収につとめ販売代金の振替の奨励をなし、農家経済の資金確保に万全を期する。
貸付は二二〇万ドルを目標に蓄産振興に対して村当局政策を裏付として、資金の充実に力を入れる。
※購買事業
購買事業は六九年度の実績からみて、農家の労働力の節減を計るため、今年も耕耘機三〇台を導入し、益々荒蔗地解消と甘蔗増産に努力し、これに伴う蓄産の増殖肥料、農薬の拡販を期し特に組合マーク入の全講連の生活資材を取扱うとともに、新しく移動購買者を計画し、組合から遠い部落の便宜を計る。
また、プロパン事業はサービス面に最も意を注ぎ期待に添よう努力する。
利用事業として、耕耘機が相当数保有されているので農機具サービス、センターを新設し、修理等に充分な機能を発揮し、増産に直結する計画を策定する。
※販売事業
販売事業は販売高の九〇%を占める甘蔗の生産、増収に力を入れると共に、西瓜イモ、人参、玉ネギ、トマト、そさい類を農連、園連と契約栽培を奨励すると共に、出荷用車を配置、生産者の販路の確保を推進する肉豚の本土出荷については長期平均払い方式に移行させ養豚農家が安心して出荷出来るよう努力する。
※指導事業
指導事業については、土壌調査を強化し、増産を促進して行くと共に、生活指導の面で婦人の地位の向上と生活の安定を目標に文化指導に重点を置く。