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1972年9月発行 広報よみたん / 2頁

特集 私たちの国民健康保険 このしあわせをいつまでも  保険の運営は市町村で  治療費は三割負担でよい

特集 私たちの国民健康保険 このしあわせをいつまでも
 沖縄の本土復帰とともに国民健康保険制度が適用され、村役場では、加入届の受付けを八月二十一日より行っています。
 国民健康保険は、私達が毎日の生活を営むうえで、一家そろって健康であることが何よりも幸福であることはいうまでもないが、病気やけがはいつ何時おきるか知れぬ予測のできないもので、その万一にそなえて明るく楽しい家庭を築いて行くための保険です。
 これまで、会社、工場、官庁関係に働いている人やその家族には医療保険があり、治療費を使っても医療保険で支払っている。
 しかし、農業、漁業にたずさわっている人達には、そのような恩恵はなく、諸制度の面で遅れている。
 そういう中で国民健康保険は、医療保険にまだ加入していない人達のために、現在の医療保険と似たしくみで、万一、病気やケガをして使った治療費の七割を国民健康保険で支払い、またお産などで多額の金を使った時でも一定のお金を支給し、国民すべてが幸福で明るい生活を営むことができるように設置されている制度です。
 村役場では、国民保険制度を来年一月一日実施を目標に準備作業を急いでおり、各行政区別に加入届けを受付けているが、村内一三〇〇名の資格者に対し、八月三十一日現在七二パーセントの加入率で、まだ届け出ていない方は早目に加入届けをするよう国民保険係ではよびかけています。
保険の運営は市町村で
 国民健康保険の事業を運営するものを保険者といい私達の住んでいる村役場がその運営にあたります。
 国民健康保険の加入手続をすると被保険者となり、保険税を納める義務を負うことになります。 被保険者になると、普通保険者証とよんでいるカードをもらい、病気やケガをした時は、被保険者証をもって医者にかかります。
治療費は三割負担でよい
そうすれば、病気や診療所の窓口で、治療費の一部を支払うだけで治療を受けることができます。
 残り代金は医者が保険者に請求書を出し、それが正しいかどうかの審査をうけたのち、保険者が支払う。
 この医者に支払われるお金は、わたしたちが納めている保険税や国から出る補助金でまかなわれます。

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