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1973年2月発行 広報よみたん / 3頁

四三八名が大人の仲間入り 第九回村成人式

四三八名が大人の仲間入り 第九回村成人式
 第九回村成人式が去る一月十五日中央公民館ホールで盛大に行なわれました。
 この日本村で晴れて大人の仲間入りをした若人は、男二三四名、女一九五名、計四三八名の意気はつらつとした青年男女であった。
 今度の成人者は、昭和二七年一月十六日から昭和二八年一月十五日の間に生まれた人達で、その当時は敗戦の影響をまともに受け衣食住にもこと欠く多難な年であり、また、沖縄の地位が祖国から分離された屈辱の年でもあった。
 その苦難にもくじけず、晴れて成人を迎えた若人は新調の背広に晴れ着姿で式場にのぞみ、どの顔も希望にみち若さがいっぱいあふれていた。
 成人式は今回から教育委員会で主催し、社会教育、村社協関係者が中心となって式は運営された。
 古堅村長は成人者に対し「忍耐と努力を払って、自分に自信と誇りを持ち、いつでもどこでも明るさを失わずだれからでも愛される、期待される、有為な存在となり、急がないでしっかりと大地を踏みしめてさんさんと輝く太陽と大空のもとを力強く歩んで下さい。」と式辞をのべられた。そのあと成人者全員に成人手帳が贈られ、成人者一人びとりの自己紹介なども行なわれた。成人者は慣れないマイクさばきにとまどいながらも成人の第一声を声高らかに自己P・Rに懸命だった。
 式には知花英夫県議員をはじめ多数の来賓が出席して成人者を激励した。
 また、成人者を代表して渡具知純子さんから「これから立派な社会人として大人の仲間入りをいたします。私達をあたたかく見守って下さい。」と謝辞がのべられ、このあと各青年会から出された余興で楽しい成人式のひとときを過ごし、また二部の会においては盛沢山のケーキがふるまわれ、舌づつみを打ちながら楽しいダンスの夕べが行なわれた。
 ある来賓はあと四〇でも若かったらと寄る年をうらめしく腰をたたきながら成人者のダンスにおそくまでにぎわった。

※写真「盛大に行われた成人式」は原本参照

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