農薬による危害を未然に防ぎましょう
沖縄県農薬危害防止月間運動が去る六月二十日~七月十九日の間展開されています。
最近農薬によって人体におよぼす影響が明らかにされ、農家をはじめ、一般消費者は大きな不安を感じている。
本村はほとんど家庭菜園を利用して季節物野菜を作っている。その関係で、村内における農薬の使用量も多く農協調べでは一ヶ年間に五六〇万円の農薬が村内で消費されています。
農薬取扱いの注意で危害を防止することができます。村経済課では村民が農薬についての知識を高め農薬による危害を未然に防ぐため次のようによびかけています。
農薬取扱上の注意
指定された農薬は、適用病害虫名、適用作物、散布方法など詳細な基準が定められており、これに違反して使用してはいけません。従って、指定された農薬を使用するときは、農薬改良普及員、村経済課職員、農協営農指導員に相談してから使用して下さい。
(1)販売
農薬は知事の登録をうけた毒物劇物販売者以外の者が販売やあっ旋することを固く禁止しています。
(2)購入
販売業者が備えている譲受書に品名、数量、年月日住所、氏名を記入しおう印しないと買うことはできません、また十八才未満の方も買うことはできません。
(3)保管
使用前のものや、使用残りのものは専用の農薬保管箱に入れ、必ず「カギ」をかけ、「医薬用外毒物劇物」と書いておくこと。馬小屋、物置き、下駄箱、縁の下等には絶対置かないようにしましょう。
(4)容器
飲食物の容器、たとえばコーラー、ジュースビン、あきかん、メリケン粉の袋等は絶対に使用しない。
(5)服装
長袖上衣、長ズボン、帽子、長ぐつ、手袋、マスク等を作用して皮膚の出ている部分を少なくし、作業後石ケンでよく流うようにしましょう。
(6)散布
朝夕の涼しいときに散布し、風向きを考えて常に身体を風上におくように作業し、ホースの筒先等を持っている人は絶えず交替して薬剤を浴びないようにしよう。乳幼児、家畜は遠ざけ通行人や付近の住宅に注意すること、からだの具合の悪い人、外傷のある人、生理日の婦人、アレルギー体質者、年少者、老人等は作業に従事しないようにしましょう。また、作業中の喫煙等はさけ、休憩のときに口をゆすぎ、顔、手足等をせっけんでよく洗って下さい。その日の飲酒等は慎みましょう。
DDT・BHC・パラチオン、TEPP剤等は使用できない。
パラチオン、メチルパラチオン、TFPP剤などは毒物及び劇物取締法により使用はもとより、所持することも禁じられています。
また、DDT、BHC剤も作用が農林省令によって禁じられています。
デイルドリン・アルドリンエンドリン剤の使用注意
デイルドリン・アルドリン剤は土壌残留性農薬に使定されており樹木(果樹を除く)に散布および塗布剤として、アルドリンは樹木(果樹を除く)に土壌混和剤として使用する以外は使用できません。またエンドリンも作物残留性農薬に指定されており、かんきつの未結果樹以外は使用できません。
農作物に対する農薬残留に注意
農薬の使用に伴う農産物中における農薬の残留問題は、食品衛生法に基ずき米なつみかん、ぶどう、ももみかん、きゅうり、なす、ピーマン、カボチャ、とまと、大根、ごぼう、キャベツ、レタス、ほうれん草、はくさい、ジャガイモ、などにおける、DDT、BHC、アルドリン、ティルドリン、エンドリン、パラチオン、EPN、ひ素、鉛、マラソン、ダイアジノン、NACの十二の農薬の農薬残留基準が設定されております。これらの農薬については基準以上に農薬の残留が認められると出荷停止や販売禁止等の処分を受けることになります。
応急処置
(一)、皮膚についたとき。
ただちに石けん水でよく洗い、オリーブ油や抗ヒスタミン軟こうを塗る。
(二)、目に入ったとき
ただちに流水で五分間以上洗うか、あるいは一パーセント食塩水で五分以上洗眼する。
(三)、飲んだときは
水または食塩水を飲ませ指を突込み吐いた水がきれいになるまで吐き出させる。