人間として生きぬき平和にくらすために 4たび声高く内外に「平和宣言」 4本年度の実施事項 (4)生活環境の整備に関する施策 (5)地場産業及び商業の振興 (6)行政区改善の推進について
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新興住宅地区における楚辺東児童公園の整備を実施してまいります。古堅地区土地区画整理事業は最終年次を迎え、区画街路の舗装工事と換地業務が実施されます。この事業は返還軍用地跡地利用事業の一環として計画され、古堅区民待望の住宅地の建設であり、新生古堅地区の発展の拠点として生れ変わることになります。
一方旧集落の総合的な整備である復帰先地公共施設整備事業は昨年度で宇座地区が完了し、本年度は儀間地区における工事の初年度として道路、排水、上水道等の整備を実施してまいります。
村民が久しく待ち望んでおりました公営住宅を本年度より建設してまいります。公営住宅は住宅に困窮する世帯に対し、低廉な家賃で貸付け、村民が等しく健康で文化的な生活を享受できることを目的に、本年度は所得の少ない人々を対象とした二種住宅を建設してまいりたいと思います。
交通の安全対策につきましては、学童の通学の安全を確保するために村道大木~古堅線への歩道の設置をはじめ、通学路となっている道路の整備、子供連への正しい交通指導のための交通安全広場を設置してまいりたいと思います。また、道路反射鏡やスクールゾーン広報標示板等を設置するとともに交通安全推進協議会を中心に村民総ぐるみで交通安全の運動を推進してまいりたいと思います。一方、犯罪を未然に防するための防犯灯(道路照明灯)を増設し明るい住みよい村づくりを進めてまいります。
一般廃棄物の処理につきましては、日常生活の中で年々増加し多様化しつつある廃棄物を適正に処理していくために、現在の一般廃棄物最終処分場を整備し、村民の衛生環境の保全に努めてまいりたいと思います。
消防行政につきましては、これまで消防機械器具、緊急消火対策施設としての防火水槽、通信施設や人的消防力の内容充実に努めてまいりました。本年度も大湾および喜名地区への防火水槽の新設、消防用無線設備の整備と併せて人的消防力の強化をはかり、消防行政の一層の充実強化を促し、村民の生命と財産を守るために努力していく所存であります。
(5)地場産業及び商業の振興
本村には地場産業として「読谷山花織」や「読谷山焼」の二つの伝統工芸品をはじめ、泡盛やソベポーポー等、村民の日常生活の中に浸透し息づいている特産品もあります。祖先の遺した伝統工芸や村民の努力によってつくり上げられた生活文化・産業文化はかけがえのない村民の共有財産であり、地域を特徴づける最も貴重なものであります。
これからもこれらの地場産業を振興していくとともに、地域特産品として内外へ広めるための新しい展開が必要になってまいります。
一方、地場産業を発展させていくためには地域商業の担う役割も大きく、地域経済を活発にし、商業を活性化させていく必要があります。今後とも地域に根ざした相互の具体的な活動の展開を願うものであります。
①読谷山花織の育成強化
花織事業協同組合の役職員体制を強化するとともに花織会館を中心に組合員の生産活動、製品の品質の向上及び開発、後継者育成事業などを進める一方、特に中堅者技術向上対策事業を推進してまいります。さらに、生産体制を確立し、需要と供給のバランスをはかるために今年度もひきつづき「読谷山花織工房」の建設を進めていく考えであります。
②ヤチムンを生活化する運動
村内には窯業にたずさわる人が増え、現在十七窯元が立地し、年々定着してまいりました。「ヤチムンのむら」を中心とした窯業は、今や村内外から注目されており、訪れる人も増え、文化村づくりの一翼を担う存在となりました。
陶器市や読谷まつりへの出店参加、共販センター等を通してヤチムンが広く住民生活へ浸透しつつあり、今後もヤチムンを生活化する運動を推進してまいります。
③共同販売センターの充実化と青空市場の関係
昨年度開設しました共同販売センターは、ヤチムンや読谷山花織などの伝統工芸品の販売と地域農産物や特産品を活用展開する場所であり、社会福祉事業への一助としていくための施設であります。
本年度より開設致します「青空市(農産物直売施設)」は、村内の少量農産物の流通化と地域内循環を目的とし、農産物の付加価値を高めるために一次加工製品販売を促するものであります。
これは農業生産者の育成をはかり、相互の生活向上に資するための施設であります。
この両施設は読谷の特産物を広く内外へ紹介していくとともに農家の生産意欲の増大と地域経済の活性化を促進していく拠点となるものであります。
④商業活性化の推進
読谷村の商工会は結成十一年目を迎えることになりました。商工会館を拠点に会員の諸活動も展開され、その成果も年々向上しております。商工会は地域経済活動を担う団体であり、諸活動の一層の充実と、地域にマッチした目標と課題をかかげ、会員各位の主体的・創造的な実践活動を大きく期待するものであります。しかしながら経済情勢が停滞がちな昨今の社会状況の中で、既存の経営形態での商業活動にはきびしいものがあり、経営を改善し、購買力の流出を防止して地域商業を活性化していくことが必要となってまいります。商業活性化のためには商業者の自助努力はもちろんのこと商業者相互の連携も重要になってまいります。近年は若い商業者による新しい近代的な感覚での店舗経営も台頭してきており、また新しい動きとしまして共同店舗づくりのための事業協同組合も発足し、大型店舗の進出に対処する組織固めが出来つつあります。
村としましても魅力ある商業域の形成のために高志保商店街歩道のカラー舗装化の助成を実施してきたところでありますが、本年度も商工会や事業協同組合と連携し、魅力ある店舗・魅力ある商店街づくりを推進してまいりたいと思います。
(6)行政区改善の推進について
終戦後の混乱期の居住(移動)形態の原因による本村の行政区域の問題は、その後の人口の社会的増加によって旧集落を中心とした範囲内での区域では律し得ない状況が出現した結果であります。
本村では、行政区改善を推進するためにいろいろな方策を検討し、話し合いを進めてまいりましたが、既