北は北海道から南は沖縄まで、四〇有余年も全国くまなく駆け巡り、子ども達に夢とロマンを運び続けている山口児童文化研究所所長の山口秀和先生。本村残波岬いこいの広場には山口先生の多大なるご尽力により、山口児童文庫、サイクル列車、宇宙展望広場等々が誕生、子ども達に親しまれている。
　山口サンタさんとしてもすっかりおなじみの人で、昨年十二月二十二日、同行のサックス奏者渡辺光正さんやぬいぐるみのサルさんと共に一足早いクリスマスプレゼントを抱えてやって来た。
　こばと保育園(金城礼子園長)の中庭では、チビッコ鼓笛隊が沖縄メロディー「ジンジン」等でお出迎え、室内では「あわてんぼのサンタさん」のお歌をはじめ愉快に歌ったり踊ったり天使たちの声がこだました。園児達みんなで「これからもよい子でいます!」とお約束したあと、一人一人に山内村長を通してお楽しみのプレゼントが贈られた。満面笑みを浮かべすっかりご満悦の園児たちをあとにかりゆし学園へ。再会を喜び会ったのも束の間、いそぎ早に次なる目的地へと空路飛び立った。