読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1990年6月発行 広報よみたん / 4頁

読谷飛行場のパラシュート演習の中止、演習場の撤去並びに読谷飛行場用地の早期返還に関する要請決議を採択

1.日本政府は日米合同委員会で合意した演習場の撤去(移設)を早急に実現せよ。
1.村民の生命財産をおびやかす米軍のパラシュート降下演習を即時中止せよ。
1.戦後処理としの読谷飛行場用地の早期返還を実現せよ。
村老人クラブ大会当日、読谷飛行場では、パラシュート降下訓練が予定されていた。読老連では、大会開会直前に緊急評議委員会を開き、演習の中止や飛行場返還要請決議の提案を決定、全会一致で採択され、直ちに日米両政府等へ要請して行くことになった。
 要請決議では「読谷飛行場用地が米軍基地であるために、読谷村民は戦後45年間筆舌につくしがたい被害を受けてきた。戦後今H迄読谷村の村づくりを進めてきた老人クラブはこの状況を黙っておくことはできない。」「同用地は本村の産業、経済、スポーツ、教育、文化等二十一世紀に向けたむらづくりの拠点となるところであり、用地の返還は、読谷村にとって必要欠くことのできない村民課題であり第26同村老人クラブ大会の名において
強く要求する」というもの。

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