読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1991年5月発行 広報よみたん / 3頁

【見出し】読谷村立美術館一周年記念 城間喜宏展を開催-象形マンダラ宇宙と礁と瞑想の世界- 【写真:2】

 芸術文化の殿堂・読谷村立美術館が早や一周年を迎えました。
 この間、美術館においては開館記念特別展を皮切りに、児童展・県芸術祭絵画展・’91やちむん展などの展示会を開催してきましたが、美術館を訪れた人々は、村民をはじめ、県内外からの家族づれや多くの団体、更には海外からも訪れて、その人数は三万人を突破しています。
 このような中、地域に根ざした美術館としての機能を高め、より充実した企画、展示を行うために一周年を記念して「城間喜宏展」を開催しました。
 城間先生は、現代沖縄の画壇を代表する画家で、豊富な実績と実践力は抜群であり、沖縄の文化の独自性と普遍性を踏まえ、島社会を超越し、世界へ芸術文化を発信し続けている芸術家です。
 県内画家の作品を鑑賞する機会に触れ、見る人の感性を昂める目的をもって展示会が企画・開催されました。
 多くの村民に感銘を与える意義深い個展となり、先生の初期の作品から曼茶羅宇宙、珊瑚礁へと移行する一連の作品は観る人の心を引きつけて離さないものとなるでしょう。
 多くの村民がご高覧下さい。

 期間:四月十日~五月三一日
 場所:読谷村立美術館
 観料:無料

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