読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1991年9月発行 広報よみたん / 6頁

【見出し】第7回残波まつり 沖縄の海のカーニバル 91YOMITAN 【写真:オープニング:RBCラジオ公開生中継:独り芝居:カラオケ素人のど自慢大会:島太鼓:沖縄の踊り:大勢の観衆で賑わいをみせる:読谷の物産展:新しい沖縄のうた:太鼓競演:残波ハーリー大会:テニス大会:少年野球大会:ロックコンサート:島うた毛遊び:物産展:エンディング残波大獅子太鼓演奏会】

 第七回残波まつり「フェスティバin残波」は七月六・七日の両日、雄大な景勝の地・残波岬いこいの広場を中心として開催され、村内外から万余の観衆で賑わいをみせました。
 夏の壮大なイベント、残波まつりは、まつりを通して村民意識の高揚、村民相互の親睦・融和を深めるとともに村内の各種機関、団体の連携を密にし、調和のとれた活力ある村づくりに寄与することを目的に、さらに、沖縄「海のカーニバル’91」の一環として、観光立県沖縄の一躍を担うための協賛行事として開催されました。
 まつり広場メインステージでは初日、RBCラジオ「柳 卓です土曜の朝はにぎやかに」の公開生中継がおこなわれ、”残波まつり”の開催が電波となって県下に流れ、読谷村の「村おこし」の現況が紹介され、大きなアピールとなりました。
 まつりオープニングは、主催者・残波まつり実行委員会(役場、商工会、農協、漁協)代表のテープカットによって盛大に繰り広げられていきました。
 屋外ステージでは、カチャーシーのリズムに奏で躍動感あふれる「島太鼓」。旅・海・恋・夢を舞う「沖縄の踊り」。会場の皆さんが主役「素人のど自慢大会」。ウチナー口で語る人生泣き笑い「北島角子・独り芝居」。「ロックコンサート」。創作太鼓の力感溢れる競演「てだこ太鼓・琉球国祭り太鼓」。「新しい沖縄のうた」。「島うた毛遊び」。など、多彩な芸能は大観衆を魅了。また、村営・残波ビーチでは、ガラスボートなどのマリンレジャーで賑わいをみせ、観光客も見守る中で海の安全、豊漁祈願の「ハーリー大会」は、各字や職域ごとの精鋭十八チームで熱戦が繰り広げられ、競艇のサバニが転覆するたびにビーチから大きな歓声、笑いが沸き起こりました。
 まつりの盛り沢山の企画は、その他にも「おもしろ自然迷路」、「少年野球大会」、「テニス大会」、「映画まつり」や伝統工芸の「花織展示会」などが催され、訪れた観客は夏を満喫。主会場のいこいの広場に設けられた出店では特産の紅イモ、メロン、ヤチムンなどを買い求めていました。
 まつりのフィナーレは今や日本中を駆けめぐる読谷の若獅子「残波大獅子太鼓」の躍動感溢れる力強い撥さばきの演奏で、感動の夢を結び、繁栄と躍進をシンボライズ(象徴)したまつりは最高潮に達し、真夏の夜を飾りました。

※写真。

※表。テニス大会・カラオケ大会・ハーリー大会。

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