戦争はもう二度と起こしてはならない。そして日常の中で過去の戦争を忘れ去ってしまってはいけない。過去を振り返ることは、その反省をふまえて未来を築き上げることにつながります。
”日常生活の中で平和問題を考える機会としよう”を主旨とし、平和郷はみんなの手で「読谷村平和創造展」を昭和六十三年十二月から開催し、平和な地域社会の建設のために具体的な平和創造運動を展開し、同展も第四回を迎え、内容の充実を図るべく努めてきました。これまで沖縄戦の実相を探求してきた資料等を中心に創造展を開催してきましたが、今回の創造展では日本の侵略戦争についてその加害者としての側面を重視した歴史の検証を行い、平和創造に資することを目的に、担当職員を中国に派遣。初めて日本の中国侵略の実相資料「写真撮影ビデオ収録・証言」を収集し、冊子”平和の炎”に掲載し発刊。来訪者に配布すると同時に、その実相の写真集・ビデオなどを展示しました。
創造展の開展十二月七日から十五日間の来館者は一、〇一六人。
会場(村中央公民館)を訪れた多くの人々は、耳を疑い、目を覆いたくなるような歴史の真実、惨状に絶句。改めて、平和の尊さ、大切さを痛感し、正しい歴史認識を持つことの重要さを享受していました。
私達は、国際的な視野で戦争と平和について考えなければならない今日、今後の平和創造運動の新たな展開に向け、真実を語りあかし、受け継いでいくことの重要性を認識する必要がありましょう。