読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1992年4月発行 広報よみたん / 15頁

【見出し】読谷南保育所で「親子陶芸教室」仲睦まじくみんなでシーサーづくり 【写真:1】

 泥んこ遊びの大好きな子供たちと親子で陶器づくりに挑戦し、卒園の思い出をつくろう。と読谷南保育所(上地洋子所長)では二月二十二日午前「親子陶芸教室」を催しました。
 初の試みとして取り組まれた陶芸教室は一同園の開所二十周年を記念して『何か思い出に残るものはないか?』と企画されたもの。
 講師には、本村の座喜味に工房を構え、同園の父母でもある陶芸家の島袋常秀氏(県立芸大助教授)を招いて実施され、この日の教室には三十八名の親子が参加。島袋講師の熱心なアドバイスと、氏が持参した面シーサーや灰皿の器(見本)などを参考にしながら各々の親子が一生懸命になって土に戯れる姿がほほえましい。
 白粘土をパンパンと叩き、丸め、延ばしたりしながらも、園児らは自分の世界を表現。カタツムリやウサギの動物、バナナなどの果物類。アニメのアンパンマンを作る者など様々。チビッコの独創的で創意工夫を懲らした発想がおもしろい、親子が楽しくお喋りをし、会話をしながらも、うまく出来た子、思うように出来ない子らの「先生!できた~」、「ここ、どうするの~?」などの賑やかな歓声が園にこだまする。陶器づくりには親の方も夢中。器に模様や文字を入れたり、魚形の器を作るなど、その雰囲気はまるで自身の幼少時代を思い出している様子で、陶芸教室は、親子や保母が楽しい一日を過ごして楽しんだ。
 初の陶芸教室を企画した上地所長は「読谷村は文化村。文化に着目してヤチムン(陶器〉づくりに取り組みました。遊びの中から文化を学び発展させ、そして自由な発想・創造のもとに親子で陶器づくりに挑戦しようと陶芸教室を開きました。園児が自分のつくった物を大切にする心を育み、親子の宝物、親子の思い出として残る記念になれば幸いです」と語り、また「これを機会として、作品の展示会まで企画発展させていきたい」と、ますます意欲を燃やしていました。
 なお、親子で制作した皆の作品は、島袋氏の窯で焼きあげられることになり、作品の出来上がりが待ちどうしい園児たちである。

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