読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1992年6月発行 広報よみたん / 3頁

【見出し】株式会社ユンタンザ事務所開き 【写真:1】

 読谷村の村民共有の自然、歴史、文化、産業を有機的に結合し経済性を高めようと読谷村商工会(大城勝哲会長)では三月十九日夕、同会館においてむら興し会社「株式会社ユンタンザ」を創立し、社長に松田昌彦氏(前商工会会長)、副社長に大城商工会会長を選任した。
 株式会社ユンタンザは、商工会員を始め、村内商工関係者、役場職員らが株主となり、資本金千五百万円でスタート。村内商工観光の連携を強め、その中核となり村外に読谷村をアピールしていこうというもの。具体的な事業としては、紅いもを原料とした新製品の開発や本村の特産品メロンの漬物を販売するとともに、観光客、リゾート施設と村内業者を連動させる各種イベントの企画、宿泊施設や特産品販売所の経営、旅行から観光業などの幅広い分野の事業を展開。むら興しの活性化に向け、将来的には官民一体となった第三セクター方式による会社への発展を目指す。
 商工会を中心に行政、各団体の協力のもとに地域活性化事業の会社を設立したのは県内でも本村が初めて。それだけに県内外からの関心と期待も高く注目を浴びています。
 そのような中、株式会社ユンタンザでは四月十一日午後、関係者が一同に集い『事務所開き』を挙行。真新しい看板を掲げて村興しの活動拠点を構え、本格的に事業をスタートさせました。
 事務所内には、
①地域主義自立自助の精神を基本として地域経済発展を図る。
②読谷村の村民共有の自然、歴史、文化、産業、人材を有機的に結合し経済性を高める。
③リゾート地の経済機能と村民経済を連動させ新しい事業を創る。
④時代のニーズに対応できる商品開発に努めビジネスを基本として特産品の開発をする。
⑤シンク・タンク(頭脳集団)の役割を担い個々の新しい事業の創設に努める。
⑥既存の地場産業振興を支援し質量ともに拡充発展に努める。
の六項目の基本理念を掲げる中、決意も新たに松田社長は「村民の大きな関心に喜びと責任を感じる。
事務所を中心に情報の発進地、全ての活動の拠点として具体的に進め、むら興しと地域活性化につなげよう」と挨拶。来賓として招かれた山内村長は「名実ともに新しい時代に即応し、地の利を得た事務所ができた。むら興し、地域活性化に向けた会社は県内外からも成功させてほしいという喜びの声があり期待も大きい。この会社の成功は県内五十三市町村にも良い影響を与える。信頼関係を密にし、知恵と力を出しあって結束して頑張っていこう。ユンタンザの地域発展の歴史的な快挙を村民と共に祈願したい」と祝辞を述べ激励しました。
 株式会社ユンタンザの活動は、九月までは準備期間として位置付け、その後に幅広い活動を展開する。事務所の隣には特産品を展示する店舗も構えており、期待がもたれる。

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