読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1992年10月発行 広報よみたん / 2頁

【見出し】57年ぶりに大綱を復活-渡慶次区- 【写真:みんな楽しく胸はずませて綱づくりに総参加】

 区の伝統を継承発展させていこう-と、渡慶次区(与那覇徳市区長)では、伝統の”渡慶次大綱”を五十七年ぶりに復活。この程、大綱が完成した。
 大綱造りは八月二十八日から取り組みを開始。大綱に使用する稲ワラは、北部の羽地村の千坪の畑と島尻の大里村から取り寄せ、青年会、婦人会、老人会の組織を網羅した区民総出での綱造りが行なわれてきた。一日約四十人の区民が積極的に大綱造りに関わり、延べ六百人が参加協力。五十七年ぶりの大綱の復活に、与那覇区長は「第八回目を迎える渡慶次まつりに、まつりのメインとなり、みんなで出来るものはないかと話し合ったなかから『大綱を復活させよう』ということになった。一つの物事に区民が一つになり、目標に向かって自分のものとしての関わりをもち、難儀し、汗を流しながら大綱を造る過程が大事。それが大きな力となり、区民の結束につながる」と語っていました。
 完成(九月九日夕)した大綱は雄綱四〇㍍、雌綱四〇㍍で綱周りの直径約一㍍で総重量約五㌧にも達するという。大綱引きは渡慶次まつりで道ズネーの後に班を西東に二分し、五穀豊穣と無病息災を願って区民総参加のもと勇壮・盛大に行なわれる。

利用者アンケート サイト継続のために、利用者のご意見を募集しています。