読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1993年7月発行 広報よみたん / 6頁

【見出し】めんそーれー読谷へ 山形県新庄市民と和やかに交流

 「おばんです」、「めんそ~れ」と、北(山形県新庄市)と南(沖縄・読谷村)の交流が、六月二日午後、沖縄残波岬ロイヤルホテルにて盛大に行なわれました。
 山形県新庄市においては、「新庄市民号」と称した市民の県外交流事業を推進。市民号は、今旅行で十五回目を数えるが、沖縄への旅は今回が初めてで、この市民号には総勢三百七十六人の新庄市民が沖縄を訪れ、本村との交流が行なわれました。
 新庄市は、山形県最上広域圏の中核都市として、沖縄県中部広域圏との姉妹圏(五年目)を結んでいることから、広域圏同志の交流事業も活発。「児童・生徒最上広域圏派遣交流団」事業では、中部市町村の百余名の子供達が大挙して同市を訪れ、沖縄とは全く違う厳冬の雪国の生活やスキーを体験。また、夏には、最上の児童生徒らが南国・沖縄を訪れて常夏の体験をするなど、二十一世紀を担う児童・生徒等の夢を育んでいる。
 そのようなおり、高橋栄一郎新庄市長自らが団長を努める市民号一行は、二日に本村との交流を実施。交流会には、中部広域市町村圏事務組合の新川秀清理事長(沖縄市市長)を始め、安田慶造助役、伊波勇一読老連会長や読婦連の安田菊子会長ら役員が列席して一行を歓迎。
 会場では、日本酒や泡盛などを酌み交わし、会席料理に舌鼓をうちながら進められ、高橋新庄市市長は「おばんです」と一言、山形弁で挨拶した後「初めて海をわたり、違う文化、生活、習慣に接し、期待と感激に胸膨らんでいる。違う生活圏を超えて、広域圏との交流を深めていきたい」と述べると、新川理事長も「めんそ~れ」と応え「十五回目の節目に、日本一の長寿県・沖縄を訪れた皆さんの寿命もきっと延びることでしょう。長寿県の長寿と沖縄の伝統芸能の心を土産に持ち帰って頂き、これからも末永い交流をお願いしたいと、また、地元を代表して安田慶造助役も「多くの人々の来村を心から歓迎したい。文化的要素を持った本村の芸能を思う存分に楽しんで頂きたい」と歓迎の言葉を述べました。
 その後、記念品交換や花束贈呈などのセレモニーが行なわれた後に宴会へと移り、ステージでは、山内秀吉琉楽研究会の地謡に乗って、仁風会・新垣満子琉舞研究所の門下生が「四ツ竹」、「花風」、「加那ヨー・天川」などの琉舞を披露して一行を歓待。優雅で華やかな琉装の舞に、会場からは割れんばかりの拍手が鳴り響き、新庄市民は異口同音に「素晴らしい!」と称賛し、沖縄の伝統芸能を満喫していた。

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