村内の福祉関係者がスポーツやレクリェーションを通して交流と親睦を深めようと、「第十一回よみたん福祉運動会」が六月六日、村勤労者体育センターにて催されました。
運動会には、村内の福祉施設に入所する園生らを始め、民生委員や中、高校生ボランティアなど約四百人余が参加。館内は福祉関係者で埋め尽くされた。
開会式では、各チームのプラカードを先頭に、選手団が堂々の入場。ファンファーレが奏でる中、聖火ランナーが入場し、聖火(模擬の聖火)がともされると一斉に大きな歓声が沸き起こった。
式では、松田菊成実行委員長が「今日のこの機会をお互いの親睦と輪を広げ、怪我のないよう楽しい運動会にしよう」とあいさつ。また、安田慶造助役は「こうしてみんなが運動会を待ちわびていた。元気な人もそうでない人も、楽しい運動会にするために一生懸命頑張りましょう」と激励。
競技は、高志保園の仲井間一選手の力強い選手宣誓を皮切りにスタート。園生らは、「玉ころがし競争」や「車椅子パン食い競争」「リレー競争」などの種目に一生懸命に興じながらも、その顔には楽しそうな笑顔が弾け、運動会の一時を賑やかに過ごしていた。