読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1994年1月発行 広報よみたん / 13頁

【見出し】読谷村農業委チームがV5 第10回中部市町村農業委員会親善ソフトボール大会

 農業委員相互の親善と交流、健康増進を図ることを目的に、「第十回中部市町村農業委員会親善ソフトボール大会」が十一月十二日に中城村・吉の浦公園内野球場で開かれ、大会には中部市町村の十二チームが出場して各試合とも和やかに展開された。
 農業委員の方々は、以前までは”鍬を片手に”ということであったが、近年、農業も機械化が進み、今やハンドル片手に耕耘機やトラクターを利用した農作業に忙しい毎日。だが、この日ばかりはバットを片手にソフトボール大会のプレーに熱中し、慣れない手つきでの試合は好プレー・珍プレーも続出。我がチーム負けてはならじと、応援団もパーランクーを打ち鳴らし、テーパチパチの大声援で選手と一体となって大会を盛り上げる一方で、試合は、順当に勝ちすすだ我が読谷チームが決勝に進出。決勝戦は石川市チームとの対戦となりましたが、チームワーク練習量に勝る本村チームが、14対4の大差で石川市を下して見事に優勝。本村チームは過去の大会(一九六八年、八九年、九〇年の優勝)を含め、今回で大会通算五度目の制覇を成し遂げました。
 輝かしい実績と優勝の喜びに、本村農業委員の選手一同はその日で祝賀会と慰労会を催し、五月に石垣市で行われる大会に向け、決意を新たにしていた。

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