県では「男女共同参画型社会の実現を目指す沖縄県行動計画~DEGOプラン21~」に基づき、女性が男性と共に創りだす21世紀の望ましい沖縄県を展望して各種事業を実施し、七月を「DEIGOプラン21推進月間」と位置付け、推進月間の意義・啓発を行うべく街頭広報キャンペーンを展開。女性問題の解決に向けた同プランの推進には県女性行政推進本部(本部長・東門美津子副知事)を中心に広報キャラバン。「DEIGOプラン21」の実質的な推進を図るキャラバン隊の一行は、七月八日の午前に本村を訪れた。
村長室でおこなわれた伝達式では、団長の東門副知事から山内徳信村長に対して、知事文書「女性が男性と共に創る21世紀の望ましい沖縄県を展望して~女性行政の積極的な取り組みを~」が手渡されたのを始め、『女性の社会参加を促進しましょう』と印字されたのぼりを進呈。これに、山内村長は「沖縄の女性解放の歴史の一ページだ」とキャラバン隊の行動を称賛していた。
「DEIGOプラン21」は、
①男女平等等をめぐる意識の確立。
②あらゆる分野への男女共同参画の推進。
③多彩な生き方を可能にする条件整備。
④長寿社会に対応する女性の保健・福祉の確保。
⑤平和・国際社会への対応。
という五つの柱で構成。その下に「男女平等を実現するための啓発活動の推進」など二十二の主要目標と、五十三の具体的な施策など-多くの事業が盛り込まれている。