読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1995年9月発行 広報よみたん / 2頁

【見出し】ゆいまーるの心で福祉活動を!ー読谷福祉のむらづくり講演会ー

 本村が進めている福祉のむらづくりについて村の基本的な考え方を確認し、今後各団体で展開する福祉活動の推進に寄与しょうと、読谷村社会福祉協議会では七月四日午後、山内徳信村長を講師に迎え、「よみたん福祉のむらづくり講演会」を村総合福祉センターで催した。
 会場には、保育所の保母や村内幼・小・中・高校の教師をはじめ、民生委員やボランティアなどの福祉関係者約百五十人が集い、山内村長の講演に耳を傾けた。
 講演の冒頭、山内村長は「福祉のむらづくり構想(福祉プラン21)をみんなの共通認識のもと、保健、福祉、医療を基本とした地域福祉に具体的な施策を展開していく」と強調。その中で、「現代の少子化傾向によって二〇一〇年以後の高齢者率は21%となり、これは高齢者の子が高齢者の親を支えるということになり、将来の日本社会はみんなで支えあう時代になってくる」と説き、みんなが助け合う社会にする為には「憲法(基本的人権、幸福追求権、法の下の平等、生存・生活権)や沖縄の歴史的風土の中で培われてきたゆいま一るの心(コミュニティー)を中心に人と人とのつながりを深め、地域共同体として活動していくことが大事だ」と福祉の基本理念を述べた上で、「福祉はそこに住んでいる人々が作り上げるもの。各字の公民館を『福祉の館』と考え、村民が一体となって福祉、保健、医療を組み合わせた総合的な地域計画を具体化していくことが大事」。その為には「学習と実践を文章化して、理論武装し、福祉の道への努力(エネルギー)を生きてきた証として本にし、若い人々に継承していくことが必要。それが大きな福祉の財産になる。」と唱え、講演を締め括った。

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