精神薄弱者授産施設「残波かりゆし学園」(新崎盛繁理事長)では、去る七月一日に行った落成式、開所式を終え、職員と園生らが一丸となって授産活動に取り組んでいるその矢先、学園に嬉しいプレゼントが届けられた。
七月七日午前、学園をはじめ読谷の里を、緑で潤いに満ちた施設にしてもらおうと沖縄県土地開発公社から多くの樹木が届けられ、合同植樹祭が実施された 植樹作業には作業着姿の園生28人にその保護者をはじめ、県職員45人に役場職員、読谷の里職員20人、盛岡コーリーの職員10人ら総勢百三十人余が参加する中、植樹を前にセレモニーが行われた。
その中で新崎理事長は「学園の開所に、意義ある植樹祭が出来ることは喜びにたえない。緑でやすらぎとくつろぎのある施設を目指して大事に育てていきたい」とお礼を述べ、比嘉秀雄県土地開発公社理事長が「県では緑の美ら島にするため百万本植樹運動をしている。樹木は心のこもった管理で育つもの、緑で潤いに満ちた施設になるよう願っている」とあいさつ。山内村長は「この一帯を緑に包まれた沖縄一の福祉の里にしたいと夢を描いてきた。多くの方々の協力の下に今日の植樹祭が出来ることを大変喜んでいる。村長として、社会福祉協議会会長として感謝します」と述べた。
新崎理事長や比嘉理事長、山内村長ら三者の鍬入れ式の後に植樹作業が開始され、参加した大勢の人々が、大粒の汗を流しながら次々に樹木を植え付けていった。 この日に植樹された樹木はボリビアデイゴやイッペー、ベンジャミンなど十五種・三百五十本。樹木は村やかりゆし学園の栽培木をはじめ、土地開発公社とオリオンビールが提供した百六十本が植えられた。