読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1996年7月発行 広報よみたん / 48頁

【見出し】園児の通り道空から落下傘 読谷での訓練また降下ミス 住民ともみ合い

【読谷】在沖米陸軍(グリーンベレー)と海兵隊合同のパラシュート降下訓練が九日午前、読谷補助飛行場で行われ、海兵隊の兵員一人がターゲットを大きくはずれて村民が通行している規制区域外の一般道路に降下ミスした。また、米軍トラックの場内進入を阻止しようとした村民を警察官が強行排除するなど、現場は騒然とした。(一部地域既報)村は週明けにも米軍や施設局などの関係機関に抗議行動を展開する予定。
 降下ミスが起きたのは午前十一時二十五分ごろ。ヘリから飛び降りた兵員一人が、村民が通行している一般道路上に降下、パラシュートを道路に広げた。この地点は演習場内だが、ターゲットの中心から西へ約七百㍍、米兵や嘉手納署員らが警備している規制区域から約二百㍍離れた外。ミスを目撃した山内徳信村長ら村民約三十人が逃げようとする兵士を制止させ、かけつけた警察や米軍ともみ合った。村民らの強い要求で嘉手納署員がその場で現場検証した。この時間帯は幼稚園児や保育園児を乗せたバスも通っており、一歩間違えば惨事につながりかねなかった。
 また、午前九時半ごろ、米軍トラックの飛行場進入を阻止しようとした儀保輝和村議長と所有権回復地主会の比嘉慶一会長、村の担当職員らを、警察官が強制排除。これまでにない警察側の強引な姿勢に、村側は役場職員の応援を呼び、警察官とにらみ合って緊迫した雰囲気に包まれた。

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