平成8年 日本中で猛威をふるった0-157。今年も感染の兆しを見せています。
O-157は、大腸菌の一種で人間に対する毒性が強く、体内にわずかな量の菌が入っただけでも発症するため、特に、乳幼児やお年寄りに感染者が多く出ました。また、感染力が強いので介護に当たった人、生活をともにする家族にも二次感染するケースも多く、その被害の大きさから食中毒の怖さを改めて感じた人も多いでしょう。そんな恐ろしいO-157ですが予防は可能です。
“予防のポイント”
●手洗いを十分に行う。
●生もの・生水は控える。
●下痢がある場合、湯船での入浴は避ける。
”キッチンではこんな事に注意”
●食材は良く洗い・よく加熱(75度以上、1分間以上)
●まな板、包丁は食材ごとによく洗う。
●スポンジ、布巾は”雑菌の巣”こまめに取り替える。
●調理器具は、日光消毒・熱湯消毒を行う。
●冷蔵庫を過信しない。
O-157の主な症状は、水溶性の下痢・腹痛・発熱などです。このような症状が現れたら早めの受診をおすすめします。
O-157、食中毒に関するお問い合わせ
読谷村役場 健康共生課 ℡982-9211
コザ保健所 ℡938-9886 (文責 知花ちせ)