読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1997年10月発行 広報よみたん / 13頁

読谷の自然(19)=鳥類編<旅鳥>= ~白露の渡り鳥~ アカハラダカ(ワシタカ科) 芸能交流で鳥取県へ<村文化協会>~山陰・夢みなと博に出演~

 9月初めの白露の頃に、繁殖地である中国北東部や朝鮮半島から南西諸島に沿うように南下してくる小形のタカです。大きさや姿が沖縄でふつうにすんでいるツミによく似ています。
 村内でこの鳥の渡りを見るためには、9月の上旬から下旬にかけて、天気のよい早朝(七時から八時ごろ)の時間帯に座喜味城跡にのぽればよいでしょう。周辺のマツ林で一夜を過ごした個体が三々五々に集まり、「タカ柱」をつくってぐるぐると回りながら上昇して、南下していく様子が間近に見られます。この鳥はサシバのように沖縄で冬越しする個体は見られず、全てが南下していきます。そして、その冬越しをする地域は遠く、東南アジアのボルネオ島や、マレイ半島です。
【旅鳥】沖縄より南に越冬地があり、南下する際に沖縄に立ち寄る鳥。サシバ、ツバメなどがこれにあたる。
文:県立博物館学芸員
  嵩原健二

 鳥取県で開幕(七月十二日)した「ジャパンエキスポ97山陰・夢みなと博覧会」で、本村文化協会の芸能交流団(琉球古典音楽部会、琉球舞踊部会)が郷土芸能を披露し、好評を博しました。

 これは、一九八四年のわかとり国体(鳥取県)以来、本村と交流を続けている淀江町からの招待によるもので、芸能交流団の派遣は同博覧会のイベントの一環である「市町村デー」(九月六日・七日)での友情出演が目的。
 その派遣に向け、本村の文化協会(岳原宜正会長=団長)では九月三日夕、リハーサルを兼ねた激励壮行会を村中央公民館で催しました。
 本村文化協会にとっては今回が初の県外公演とあって、出演する地謡や演舞者にはその道の師匠級の豪華メソバーを選抜。リハーサルも本番そのものの熱の入れようで、出演者らは琉舞「四つ竹」や創作舞踊「日傘おどり」、「武の舞」などに多彩な舞を繰り広げました。
 また、リハーサル終了後は激励壮行会が行われ、訪れた関係者らと共に公演の成功を誓い合いました。
 芸能交流団は、岳原会長を団長に総勢二十二人( 三線・筆・笛・太鼓の地謡五人、踊り手十四人、事務局二人)で構成し、五日に沖縄を出発。
 一行は翌六日、『今まさに文化が時□海・空(とき)をこえて』をテーマに開かれた同博覧会のふれあいステージ「淀江町デー」と「淀江町石馬八朔まつり」(七日の郷土芸能交流) に出演し、琉球舞踊の魅力を伝えました。

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