読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1997年12月発行 広報よみたん / 7頁

六年生の楽しい思い出づくり 古堅小 ナイトウォークに寄せて アリビラバザールにぎわう

 古堅小学校六学年PTA(比嘉絹子会長)では、小学生最後の思い出を残そうと学年行事に「ナイトウォーク」(十月十八日夕)を計画。その企画・実践にあたっては児童の最大限の安全確保を念頭にPTAで七班(救護・点呼、交通整理、接待、カメラ、ゲーム、伴走車)を編成して行われました。 出発を前に、ナイトウォーク参加者には全員に夜行テープを配布。ウォークは各組・各グループ別に編成して出発し、リーダーの指導の下に規律正しく隊列を組み、途中で点呼をとりながら目的地(座喜味城を往復)を目指しました。
 座喜味城ではナイトハンティングや合唱、ジャンケンゲームなどの各種レクゲームに興じ、父母・教論らと共に六年生最後の楽しい思い出をつくりました。
 比嘉会長から原稿が寄せられましたので、ご紹介いたします。

一生を終えて
のちに残るのは
われわれが集めたものでなく
われわれが与えたものである
 (ジェラールシャソドリ)
という言葉を巻頭言にかりて、ナイトウォーク(よみちの思い出)をテーマに行われました。小学校最後の学年行事、総勢二五〇名余の夜の大行進。
片道約三・五キロを往復。目的地の座喜味城にて夜の舞踏会ならぬお楽しみ会は、思い出の絵巻物語りとして残ることでしょう。
 ゲームや大合唱は夜の月まで響きわたる盛り上がりで、大成功だったと思います。それは何回もの、本当に何回もの役員会をいとわず出席して下さった役員のかげの力でした。
 特に今回は、夜の行事ということで父親が全面的に関わり、各リーダーの組織がしっかりと役割を発揮したことが良かったと思いました。もちろん反省も、いろんな声もいっばいありますが、それらのすべてをチャンプルー(混ぜ合わせる)にしても余りある大成功でした。
 今回このナイトウォークのセレモニーに、校長先生をはじめ教頭先生も参加下さり、又教務主任の八重子先生は最後まで見守って下さり感謝でした。子供達、先生方、そしてお父さんお母さん、兄弟姉妹のみんなの愛で二十一世紀へ向けて〝ふれあい〟を行事で先取りしたと思います。一言ですべてを表現すれば「感謝」という言葉でつづりたい。
   古堅小学校六学年
     会長 比嘉絹子

 十月二十五日・ニ十六日両日、ホテル日航アリビラの大駐車場において、〝読谷やちむんと北海道うまいもの市〟をテーマに第三回「アリビラバザール」(同ホテル主催、読谷村商工会・読谷村社会福祉協議会後援)が催され、バザールは両日ともそんな以外から訪れた大勢の人々で賑わいました。
 今年で第三回目を迎えた同バザールも今や村内外に広く知れ渡り、回を重ねるごとに訪れる人々も増えている様子。バザールにはやちむんの陶器市をはじめ、ユンタンザショップやアリビラショップ北海道名産品の販売コーナーやゲームコーナーなどが設けられる中、特設ステージでは「渡慶次子供獅子舞」や「チャリティーオークション」などのプログラムも多彩に楽しいショーが繰り広げられ、訪れた多くの人々を楽しませました。

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