読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

2000年8月発行 広報よみたん / 3頁

私たち南米からやってきました!

私たち南米からやってきました!

 去る七月四日、読谷村海外移住者子弟研修生受入事業協力会(松田重信会長)の二〇〇〇年度総会が開催されました。
 あいさつで松田会長は、「昨年の研修生の阿波根ミリアンさん(ブラジル)、大城美智子さん(同)、ボレショ比嘉フローレンシア(アルゼンチン)の三人は地域の青年に交じってエイサーに参加、地域ともふれあい、充実した研修をしました。また、国に帰ってからも色々活躍していると聞いています。」と受入事業の意義を述べました。
 この受入事業は、平成五年に、第一回目の研修生を受入れて以来、今年の研修生である當眞ダニエル君と新城盛博君で一〇人目を数えています。
 第二回以降は女性の研修生が続きましたが、久々の男性です。ここで二人のプロフィールを紹介します。
 當眞ダニエル君(二〇歳)は、アルゼンチンで花卉業を営む、長浜出身の父嗣也さん(四四歳)、母恵美子さん(宜野湾出身、四四歳)の長男で、兄弟は弟(マルテン)が一人います。
 當眞君の研修は、六月から十一月までの六か月間で、既にヒスパニック文化センターで日本語研修とコンピュータ操作を学んでいます。
 新城盛博君(二〇歳)は、ブラジルから来ました。瀬名波出身の父盛春さん(五一歳)は商業を営み、母は美代子さん(中城村出身、五二歳)。二人の妹(ナオミ・えみ)がいます。
 新城君の研修は、七月から十二月までの六か月間、當眞君と一緒に日本語とコンピュータ操作を学びます。

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