島クトゥバは沖縄の宝
中部地区婦人連合会主催の第十回「島クトゥバし語やびら」大会が、十一月十一日に文化センター中ホールにおいて開催されました。
同大会は、生活の中で使われてきた「島クトゥバ」を再認識し、祖先から受け継がれてきた無形文化を大切に継承発展させ、会員相互の親睦と和を培いながら「島クトゥバ」の良さを学ぶことを目的に開催されています。
安田村長は、「方言は沖縄文化の中でも特に大切なものの一つ、生活の中で方言を使うことが大切です。また、女性の問題としてトートーメー問題等ありますが、女性の意識も大切。男女共同参画社会の実現も含めて共に頑張りましょう。」と激励しました。
会場には中部市町村から約三〇〇人余が参加、十一人が地域の豊かなイントネーションで発表がなされ、発表者によってはウチナーカンプーにバサーという出で立ちあり、時間超過には審査員がパーランクーを「パンパンパン」と打ち鳴らし中止命令、終始、会場を笑いの渦に巻き込んでいました。
読谷村婦人会を代表した瀬名波婦人会の添石好枝さんは「わした ゆんたんざ しまめぐり」と題して、読谷村紹介を発表、会場から大きな拍手が送られました。
また、賛助出演として中頭地区の小中学生の発表もあり、そのうまさに会場の参加者もすっかり舌を巻いていました。
読谷村老人クラブ連合会の比嘉好子さんも戦前の比謝橋の写真を前に「比謝橋の由来」を流ちょうに紹介しました。