渡慶次のヤマイモスーブ(山芋勝負)
昨年上回る二三八・五キロでV
渡慶次区(山芋づくり同好会主催)の山芋スーブが十二月十日、同公民館前広場で開かれ、区内外から多くの方々が訪れ賑わいました。山芋(一人で二株)の重さを競い合う行事で今回で六回目の開催となります。
公民館前広場にはビニールシートに軽トラックで次々と運ばれているヤマイモが並べられ、大勢の人が見守る中、はかりにかけられました。今回の参加者は二十七人、総重量は一・七トンに上りました。優勝は玉城秀昭さん(七〇歳)で二三八・五キロもあり、昨年の記録一五八キロを上回りました。以下二位は玉城義和さん(六一歳)の一三二キロ、三位は玉城安徳さん(五二歳)の一二一・五キロでした。
渡慶次区のヤマイモスーブは安田慶造村長の呼びかけで始まり、回を重ねるごとに充実・発展、今では字の一大行事となり、ヤマイモづくりが地域づくり、活性化の面にも大きく寄与しています。
また、今回のヤマイモスーブには読谷村ふれあい交流館主催の「ヤマイモ栽培教室」の受講生も見学に訪れ、熱心に見入っていました。
ちなみに、玉城さんのこの山芋は第二回全沖縄やまいも勝負イン石川でも赤やまいもの部で第三位(一株、一三六キロ)入賞を果たしました。
(文化センター課 比嘉正勇)