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2001年6月発行 広報よみたん / 4頁

村立図書館開館一周年記念 阿川佐和子文化講演会 読書後のゆとりの時間が大切

村立図書館一周年記念
阿川佐和子文化講演会
読書後のゆとりの時間が大切

 読谷村立図書館の一周年を記念して「阿川佐和子文化講演会~佐和子のあんな話し、こんな話し~」が、四月二十七日に文化センター鳳ホールに多くの皆さんが詰めかけ開催されました。
 主催者代表挨拶で比嘉教育長は、「村立図書館は、開館以来生涯学習における新たな基幹施設として、連日多くの村民に利用され親しまれています。この講演をきっかけに図書館を『いつでも、だれでも』活用して頂き、広い知識と教養を身につける地域のコミュニティーの場としてください。今日は著名な阿川さんを迎えました。」と一周年記念講演の意義を述べました。
 阿川さんの講演で、まず厳格な父親の話から生い立ちを紹介し、TBSテレビでのリポーターや筑紫哲也NEWS23のアシスタントキャスター時代の裏話やスミソニアン博物館でのボランティア活動について豊富な体験談を話し、終始聴衆を魅了しました。
 読書について、「現在活字ばなれの時代といわれますが、読む量としては三〇分程で十分です。むしろ読後に本を閉じて、空想すること、考える時間をもつことが大切です。」と結び、あんな話、こんな話と盛りだくさんの文化講演会となりました。講演終了後にはアルベルト城間さんから花束が贈られるなど、会場から大きな拍手が送られました。

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