ハンセン病患者・元患者らの人権回復のための決議
読谷村議会(儀保輝和議長)第三〇三回定例会において、六月二十二日に「ハンセン病患者・元患者らの人権回復のための決議」が全会一致で可決されました。
決議では、五月十一日に熊本地方裁判所において、「らい予防法」違憲国家賠償請求事件について、国に責任を認める判決が言い渡されました。しかし、ハンセン病患者・元患者らがらい予防法によって「ふるさと」を失った被害は、いまだに社会に根付く差別偏見の壁によってその回復が阻まれている。読谷村としてもその過ちを率直に反省し、謝罪するとともに、それぞれの故郷に受入られるよう一層の努力をすることを決意するものである。