読谷の文化財(26)
旧古堅国民学校校門のデイゴ
古堅公民館近くに旧古堅国民学校校門跡があります。そこには戦前植えられたデイゴが残っており、現在では幹周りが約六メートルの大きな木となっています。この学校は現在の古堅小学校、古堅南小学校の前身で、国民学校以前は古堅尋常高等小学校という名称でした。昭和十三年発行の同校学校要覧に校門の写真があります。写真に写ったデイゴの枝ぶりからすると当時すでに樹齢が二〇年から三〇年はあったそうで、現在の推定樹齢は八五年から九五年といえそうです。
沖縄戦で校門の門柱は倒れてしまいましたが、デイゴは無事でした。昨年、本校の卒業生を有志とする期成会が門柱を建て直し、デイゴ周辺の校門跡を整備しました。今では卒業生の心のより所そして古堅小学校、古堅南小学校の歴史的シンボルとしてよみがえりました。
文・文化振興課 仲宗根 求