めざせ健康ゆんたんざ二八
ながら運動のすすめー保健師の実践編より―
~いい運動とは「いつでも、どこでも、ひとりでも」~
夏真っ盛り!暑さのあまり薄着で過ごす今日この頃。でも薄着であるがゆえに目だってしまうのが知らぬうちに増殖した脂肪。「夏は夏バテで痩せるから大丈夫」と思っているあなた!それはもしかしたら水分や筋肉がおち、肝心な脂肪は残っているかも・・また体重はそれ程ないのに体脂肪率が高い人もいますね。これは筋肉量が脂肪に置き換わって体重には影響のないタイプの人。いずれの場合も筋肉を動かして余分なものを消費しなければ脂肪の燃焼はできません。もちろん口から入るのが一番の原因ですが毎週のごとくビーチパーティーをしている季節に「食べもの」の記事を書いても・・そこで今回は「いかにして消費するか」をテーマにしたいと思います。
「筋肉」の七割は下半身についています(ウォーキングが体にいいと言われる理由の一つ)。また大きい筋肉がついているところも下半身。ということは腰から足にかけて「動かすこと」が消費につながることなのです。しかし、公私ともに多忙な毎日を送る人にとっては「運動する時間もとれない」のが現状。かくいう私も運動する時間もとれないまま、仕事に家庭に奮闘する毎日です。そこで「わざわざ時間をとらずにからだを動かす方法(~しながらー以下ながら運動と呼ぶ)」をM保健師の実践から振り返ってみましょう。
「ながら運動」の実践例
○起床
・やかんに水をためながら
かかとの上げ下げ
・歯磨きをしながらスクワ
ット
○職場にて
・階段は二段とび!
・コピー機の前では爪先立
ち、腰ひねり
・座っているときは背筋を 伸ばす
・講演会では膝を閉じる
(足を組まない)
○洗濯しながら
・洗濯物を下においてスク
ワットしながら干す
○夕食を作りながら
・なべに水をためながらか
かとの上げ下げ
・炒め物をしながらかかと
の上げ下げ
・米を洗いながらかかとの
上げ下げ
・寝る前の歯磨きでかかと
の上げ下げ
といった風に運動する時間が取れないようでいて案外自分の生活の中で「筋肉を動かせる」ことに気づかされました。そのほかにもたくさんの方法があると思いますが、自分の生活の中でどのタイミングで体を動かせるか、振り返ってみましょう。また、これを習慣にするには一~二か月の継続が必要。そうすると三か月以降は否が応でも条件反射でからだが動くようになります。右に実践例を挙げましたがこれは、長野茂著『日常ながら運動のすすめ』(講談社)を参考に実践しているものです。この本にはもっとあなたの生活にあった「ながら運動」があるかもしれません。興味のあるかたはぜひ読まれてみては。
沖縄の夏はまだまだ続く!筋肉を動かして余分に残された糖や脂肪たちの片付けもしながら、暑い夏を乗り切っていきましょう!
文・健康増進課
保健師 比屋根美千代