読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

2006年10月発行 広報よみたん / 8頁

めんそーれ 読谷へ 村内各地で子どもたちの交流会

読子連と米子市
=夏の交流=
 鳥取県米子市の子ども達が8月11日~14日の間、夏の交流に読谷村を訪れました。交流は、友情と親睦を深めると共に、子ども会活動のあり方や、資質を高め、活力ある子ども会を育成することを目的に行われています。
 子どもたちは、「平和学習・地域伝統文化体験学習」、民泊家庭・地域子ども会との交流、陶芸研修所にて「面シーサー」作り体験、村内史跡見学・芸能交流を行いました。
 「チビチリガマ」平和交流会では、上里キヨさん(喜名在)による戦争体験講話と読谷高校ダンス部及びOGによる創作ダンス「うりずんの夏」を鑑賞しました。最終日は、南部戦跡「ひめゆりの塔・平和資料館」を訪れ、因伯の塔(鳥取県の慰霊碑)では、平和セレモニーを行い平和を築くことを誓い合いました。平和な時代に生まれ育った子ども達が、平和や命の尊さに気づき・考える機会となりました。
 来年2月には、読谷村の子ども達が、冬の交流として鳥取県へ行きます。名残惜しくも再会を心待ちに4日間の交流を終えました。

読谷村にいらっしゃい!
渡慶次区と伯耆町
 渡慶次子ども会と鳥取県伯耆町子ども会との出会いは、平成16年2月に、当時の溝口町(現伯耆町)を訪問したことにはじまり、今年で2回目の交流となります。
今年は8月25日~28日の日程で行われ、2度目の来村となる方もおり、初日から懐かしさと新鮮さが入り交じった温かい雰囲気の交流となりました。
伝統工芸のヤチムン体験や読谷村の海を満喫するプログラム、鳥取県の慰霊碑(因伯の塔)での平和学習など、あっという間の4日間となりました。
伯耆町交流団の皆さんとは、雪の伯耆町での交流を誓い合い、真夏の沖縄・読谷村を後にしました。

交流よ永遠に!
楚辺区と宇田川区
 8月18日の那覇空港、到着ロビーにて「ただいま!」と鳥取県宇田川の皆さん、「お帰り!」と楚辺の皆さんが迎え、宇田川・楚辺子ども会交流が2泊3日の日程で行われました。夏の受入交流は1年ごとで、今年で7回目となります。
 村内戦跡めぐりによる平和学習、ユーバンタ浜で拾った貝殻での工作と海水浴、舞台発表の芸能交流会ほか、各民泊家庭で沖縄の夏を満喫しました。
 子ども会交流から地域交流へ発展してきた宇田川区と楚辺区。交流が地域のたくましい活動の源になっています。

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