読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

2008年5月発行 広報よみたん / 2頁

平成20年度 施政方針 1はじめに

 村民のみなさん、こんにちは。本日ここに第369回読谷村議会定例会の開会にあたり、平成20年度(2008年度)の予算案をはじめとする諸議案の説明に先立ち、村政運営の基本姿勢と諸施策の概要を申しあげ、議員並びに村民のみなさんのご理解とご協力を賜りたいと思います。
 21世紀に入り日本の人口は、減少に転じるとともに本格的な高齢社会となり、これまでの産業経済を優先した社会から、生活、環境を中心とした社会へと時代は大きな変化をみせております。
 また、国や地方の財政が逼迫し行財政改革や市町村合併がすすめられる中、行政システムを大きく変える地方分権や道州制が議論され、自治のあり方や運営が大きく問われる時代になっております。
 さて、平成20年度は、読谷村が村制を施行してから100周年を迎えるとともに「読谷村第4次総合計画基本構想」のスタートの年となります。
 今日の読谷村の繁栄は幾多の苦難を乗り越えてきた先人の英知とご努力の結晶であり、ここにあらためて深甚なる敬意を表するとともに、先輩方の足跡に学び、将来へ読谷村を引き継いでいくことが私たちの責務であると考えます。また向こう10年の村づくりの指針となる「読谷村第4次総合計画基本構想」は、これまでの成果を踏まえ、新しい時代の要請に対処し、さらに地域社会の持続的発展を図り、計画的な村づくりを進めるために策定いたしました。日本国憲法の「平和主義」「主権在民」「基本的人権の尊重」「地方自治」という精神を遵守し、新時代の課題に対処するとともに、「平和共存・文化継承・環境保全・健康増進・共生持続」を基本理念とし、読谷村の村づくりを村民とともに考え、村民との協働で取り組むものです。構想策定にあたりましては、素案の検討から審議まで、多くの村民に参加していただき、村のあるべき姿や取り組むべき事についての議論をまとめたものです。
 行政運営は厳しい状況にありますが、教育環境の整備として村民センター地区への読谷中学校の移転整備を進めてまいります。また村民が待ち望んでおりました、健康増進屋外施設(陸上競技場)の建設計画を進めるとともに、村民センター地区と地域を結ぶ交通手段としてコミュニティーバスを運行してまいります。平成19年度に完成した健康増進センターは、健康づくりの拠点として、村民の有効活用が期待されます。
 さて、昨年から生活に関わる問題として、食品偽装や汚染などが相次いで発覚し、多くの偽りで国民が食の安全に大きな不安を感じた年となりました。また原油や穀物価格の高騰に伴う物価上昇などで、生活に大きな影響が生じつつあります。安心して住みよい社会を望むものですが、経済的には厳しい生活環境が続くことが懸念されます。
 本村においても、村民の健康づくりやゴミ減量などの生活に密着した課題があり、その解決には村民と行政が一体となった取り組みが必要であります。村としても重要課題として取り組んでまいりますが、村民のみなさんにおかれましても生活の安定、健康と食の安全確保の為に現在の生活習慣のムダを見直し、地域の食材を活用するなどのご努力をお願いいたします。
 本年度も多くの課題に取り組んでまいりますが「雇用主は村民である」という認識のもと、全職員が力を合わせ、村民と一緒になった村づくりに取り組んでまいります。今後とも議員及び村民のご理解をいただき、村民の皆様におかれましては、自主的な村づくりへの参加・ご協力を心からお願い申し上げます。

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