読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

2009年5月発行 広報よみたん / 9頁

平成21年度 予算編成方針 Ⅱ 予算編成の基本的考え方

Ⅱ予算編成の基本的考え方
 平成21年度は、第4次総合計画の2年目にあたり、読谷飛行場跡地利用に伴う事業実施に加え、読谷中学校校舎新増改築事業の継続や様々な施策の展開が予定され旺盛な需要が見込まれるが、しかしながら歳入の面では、村税において前年度に比べ大幅な増収が見込めないとともに、多くの一般財源が平成20年度に比べ収入減となる見込みで、基金の取崩しによる財源確保を行わなければならない状況にある。このため、「読谷村の自律」を確立するためにも更なる「選択と集中」が求められていることから、次の事項を重点施策とする。

【ハード事業】
①村道中央残波線整備事業の推進
②読谷中学校の移転整備事業の推進
③健康増進屋外施設(陸上競技場)整備事業の推進
④読谷中部地区県営畑地帯総合整備事業の推進
⑤火葬場整備事業の推進

【ソフト事業】
①コミュニティバス運営事業の推進
②健康づくりの推進(食事・生活習慣病対策)
③ゴミ減量化の推進
④子育て支援総合対策事業の推進
⑤全国高等学校総合体育大会受け入れ事業の推進
⑥村づくりの課題と目標の共有(行政懇談会の開催等)の推進
 また、分権型社会システムヘの転換が求められる今日、地方公共団体においては、住民ニーズの高度化・多様化など社会経済情勢の変化に一層的確に対応することが求められている。さらに、地方分権の推進により、地方の自由度が高まる中、「自己決定」「自己責任」の下、「施策の優先度」等を明確にし、事務事業の選択を進める必要がある。
 そのため、平成21年度予算編成については、平成20年度に引続き配分枠事業により、村民ニーズを最も理解している各部局がゼロベースから主体的に事業の見直しを行い、事務事業のスクラップアンドビルドを念頭に置き、企画性、独創性を発揮するとともに経営的視点に立ち、自主的、主体的に行うものとし、そのことにより組織内分権の推進、職員各々の政策立案能力の向上や説明責任の強化などを期待するものである。このような基本的な考え方を踏まえ、予算編成する。

(※)
生き瓶…ビールビンやお酒のビン、牛乳ビンなど、何度もくり返し使用されるビンのこと。

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