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1975年12月発行 広報よみたん / 2頁

今日の掛金、明日への希望 年金で老後を明るく豊かに

今日の掛金、明日への希望 
年金で老後を明るく豊かに
国民年金制度が沖縄に適用されてから五年になります。今では、年金到達者の皆さんに年金が支給され、年金制度がますます身近かに感じられるようになりました。また、新しい特例法なども発足したり、沖縄県の国民年金は、他府県にない、制度の施行等で皆さんに有利になるよう改善されてきています。私たちの将来の生活をよりよくするためには、この制度をうまく適用してゆかなければなりません。ここに、国民年金について、ぜひ皆さまに知っていただきたいことと、新しく制定された特例法や年金の増額に伴う保険料等をお知らせします。

特例追納をご存じですか
 国民年金の被保険者総数は、二十四万二千人で県民四人に一人が加入しています。
 沖縄県の国民年金は、他府県に九年もおくれてしまったので、そのおくれた分を安い保険料でさかのぼって納めていただき他府県と同じ高い年金を受けられるようにしたのが”とくれい追納”です。
 この機会をにがしてしまうと他の人よりも低い年金を受けることになります。
 尚、とくれい追納の期間は五〇年十二月三十一日までとなっています。
※特例追納に関する表については、原本参照。

保険料の改正
 保険料は、年金額の増額改正に伴って、昭和五〇年一月分から一ヶ月一千百円になっています。
 国民年金は、国の行う年金制度ですから、あなたの納めた保険料の半分を国が負担します。
※「昭和49年度拠出年金受給権者及び給付状況 50.9.30現在」、「福祉年金受給権者及び受給額 50.9.30現在」については表のため、原本参照。

※保険料を納めなかったり、納め忘れたりして、そのままにしておきますと将来年金がうけられなくなる場合もありますので、忘れずに、早めに納めましょう。 合計 ¥ 255,614,074

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