読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1982年2月発行 広報よみたん / 4頁

ワァーおもしろい本がいっぱい山口氏(東京在)から児童図書百冊プレゼント-座喜味子供文庫-

ワァ~おもしろい本がいっぱい 山口氏(東京在)から児童図書百冊プレゼント-座喜味子供文庫-
 「ワァ~おもしろい本がいっぱいあるヨ」「このマンガの本とってもおもしろいよ」-座喜味子供文庫に去る一月四日、東京で児童文化研究所を開く山口秀和氏から児童本がどっさり贈られ子供たちを感激させました。贈られた本は子供たちの夢を誘うものばかりで「おはよう姫子」「ポーの一族」「怪物くん」などマンガの本を中心に百冊贈られました。
 贈呈式は午後四時すぎから座喜味児童文庫前で行われ、式には、一〇名の児童代表のほか、公民館中庭でゲートボールを楽しんでいたお年寄りたちもしばらく休息して児童文庫の贈呈式に出席していました。そのなかで、山口秀和氏を代理して山内徳信村長から子供たち、人ひとりに真新しいピカピカの本をプレゼントいたしました。子供たちはさっそく本をめくり大きな喜びをみせていました。
 座喜味子供文庫は創造力たくましい子供たちの健全育成をめざす目的で、昨年八月にオープンいたしました。現在七百冊余りのミニ文庫ですが、図書の購入も父母たちがバザーを開いた収益金で購入したり、区民からの古本などが寄贈されるなどで、図書も次第に増えています。
 山口秀和氏は現在山山口児童文化研究所長のかたら朝日新聞社の論説員嘱託の要職にあります。昨年末に本村を訪問なされた際、のびやかな座喜味区の児童文庫に接し、その実情を知って献本を申し出ていました。山口氏からの児童図書のプレゼントは、座喜味区の子供たちにとってデッカイお年玉のプレゼントになったようです。

※写真「山口氏からの児童本を贈られる座喜味子供会」は原本参照

利用者アンケート サイト継続のために、利用者のご意見を募集しています。