読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1990年2月発行 広報よみたん / 2頁

平成元年消防概況 ・火災一五件・救急出動五二三件(一日平均一・五件)

 平成元年十二月二〇日現在における村内での火災発生件数は一五件、損害額七〇七万八千円と前年度に比べ件数3倍、損害額2倍に及んでいる。
 火災種別では建物六件、車両三件、林野一件、その他五件となり三世帯一四人が罹災し、死亡一、負傷一の結果となった。
 本年早々火災による犠牲者一人を出していまい尚一層の予防・防災充実強化を図らなければならない。
 次に救急活動状況についてみると、昨年は救急出動件数は五二三件で前年に比べ三七件の減となり一日平均一・五件の出動となった。搬送人員は五〇三人で村民の六二人に一人が一年に一回救急車を利用したことになる。
 救急事故種別内容で最も多いのは急病の三一四件(60%)で、交通事故一〇七件(20%)、一般負傷六六件(12%)の順と続いている。
 症状別搬送人員では死亡一二人、重病九一人、中等症一〇四人に比し、軽症は二九一六人と全体の六割近くを占め未だタクシーがわりに利用されているのが目立っており村民の協力を呼びかけている。

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