読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1992年1月発行 広報よみたん / 5頁

【見出し】県内最大規模を誇る長浜ダム 盛大に定磯式・祝賀会 【写真:大田知事による「鎮定の儀」:山内村長らによる「埋納の儀」:作田米を先導に:祝賀会:写真2】

 県内最大規模を誇る長浜ダム(農業用ダム)の「定礎式」が十一月十九日午前、長浜ダム建設現場において大田県知事や国、建設会社、読谷村関係者ら約五百人が見守るなか盛大に挙行されました。
 定礎式典は神事の後に行われ、大田知事の挨拶や工事の経過報告、来賓挨拶などが述べられた後、『定礎の儀』が厳かに行われ、長浜区の「作田米」を先導に重さ百キロの礎石がダム本体を建設する予定地に運び込まれ、大田知事による「鎮定の儀」を皮切りに、国関係者の「斎槌の儀」、山内徳信村長らによる「埋納の儀」、儀保輝和議会議長らの「クス玉割」などが挙行されました。 午後からは、会場を村総合福祉センターに移し「祝賀会」を開催。祝賀会では山内村長が「農業所得の向上のためにダム建設に取り組んできた。ダムが完成すれば天候に左右される農業でなく、計画栽培、計画出荷が出来るようになる。村農業ひいては県農業の発展に大いに役立つ」とあいさつ。その後は、祝杯、華やかな琉球舞踊が披露されるなどして祝賀会を盛り上げ、長浜ダムの「定礎式」を祝いました。
   長浜ダムの建設
 読谷村内における農業の土地利用はサトウキビを主体とした畑作。だが、作物生育期における雨量分布が不均衡に加え、土壌条件も保水力に乏しい島尻マージである。この事から毎年のように干害に見舞われ生産性を不安定にしてきた。このため県営潅呀漑排水事業を導入。用水の確保を図り、畑地潅漑の展開を目指す目的を以て長浜川にダムを築造することになった。
   長浜ダム
▼県営かんがい排水事業(一九七九年に全体実施設計を始め、八二年に着工。九五年完成予定  。)
▼総事業費は約七十億円
▼総貯水量百六十万トン(村内の農地二百ヘクタール、受益戸数千二百三十六戸を対象に農業  用水を供給)
▼ダムの型式(中心遮水ゾーン型フィルダムと呼ばれる。堤防高四八・三メートル、長さ一九六・一 メートル)

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