読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1992年1月発行 広報よみたん / 16頁

【見出し】心豊かな老後を(高齢者学級) 【写真:料理実習(お好み焼き)】

 高齢者が教養を高め健康で心豊かな老後を意義深く生きることを目的に、中央公民館では七月八日に「平成三年度・読谷村高齢者学級」を開設しました。
 高齢者学級は、比謝川大学(南部地区)と大北大学(北部地区)の二つの大学を設け、村内在住の高齢者を対象として、各大学とも定員五十人の募集が行われましたが、定員を上回る一〇四人が応募。高齢者の皆さんの関心の深さを示していました。
 大学は七月の開級式に始まり九月九日の閉級式までに開設日数十回・二十時間の授業が行われ、各学生は学習プログラム(①健康で生きがいのある生活をめざして。②趣味、教養の充実を図り心豊かな生き方を求めて。)に意欲的に取り組み、学級運営にも役員を置き、学級日誌を記録するなど和やかで楽しい意義のある学級づくりが進められていきました。
 それだけに、両大学とも学生の出席状況は良好で、ほとんどの学生が皆出席のもとに授業を受けられ閉級式には、全員が”終了証”を手にし、大学卒業を喜んでいました。

※表。

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