読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1992年1月発行 広報よみたん / 18頁

【見出し】安全で住みよい社会づくりを目指して全国防犯運動住民大会 【写真:1】

 安全で住みよい社会づくりを目指し、警察、住民が一丸となり暴力団壊滅、青少年の健全育成を図ろうと「全国防犯運動嘉手納町読谷村住民大会」が十月十五日午後、嘉手納署構内で開催され、両町村から役場職員や商工会、婦人会、老人会、学校・社交業組合関係者など約三百人が参加し、大会を盛り上げました。
 大会では、上里清福嘉手納署長が「職場、学校、地域や団体の方々が各々の役割を果たし、地域住民の力を結集して連携を密にすることが暴力団壊滅、青少年の健全育成につながる。社会の規範を守るため、署として強力な施策を実施するので協力を」と訴え、また知念末吉嘉手納地区防犯協会長は「安全で住みよい地域社会づくりを目指して、地域社会が一体となって連携を深め、暴力団追放、青少年健全育成に協力していこう」と挨拶。町村を代表して、宮城篤実嘉手納町長は「暴力団を恐れ、逃げてはならない。住民の結集の力が大きな力となり大事である。地域から犯罪を無くすために一致協力していこう」と激励し、安田慶造助役も「自分たちが頑張る分しか社会は良くならない。汗を流し、努力をし、頑張ってこそ地域が良くなる。お互いが勇気をもって多くの村民に訴え、継続的に日常生活の中で頑張っていこう」と呼び掛けた。
 その後、池原元吉嘉手納地区補導員が力強く”大会宜言文”を朗読。宜言を全会一致で採択し、大会の後は嘉手納、読谷村に分かれ、それぞれの町村をパレードして暴力団壊滅等を訴えました。

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