読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1992年4月発行 広報よみたん / 3頁

【見出し】読谷村地域福祉計画策定委員を委嘱 【写真;1】

 地域福祉のあり方について村内の多くの関係者で”相互扶助精神を生かし福祉のネットワークづくり”を目指して、本村では昨年の七月に「よみたんの高齢社会を考える地域福祉推進懇話会」を開催。また、十月にはこれに関連しての「学習会」を通して、計画策定に向けての準備がこれまで進められて来ました。(県のモデル指定)そして三月六日午後、村福祉センターにて『読谷村地域福祉計画策定研究事業』を推進する策定委員を委嘱。「第一回読谷村地域福祉計画策定委員会」が本格的にスタート致しました。
 第一回策定委員会では、山内徳信社会福祉協議会会長(村長)から委員への委嘱状を交付。委嘱を受け、委員会では直ちに委員長、副委員長の役員を互選し、会議に移りました。
 席上、山内会長は「村民の声によって高齢化社会へ対応していく議論、福祉計画を作っていくことは県内のモデルにもなり、委員の二十一世紀を予測しての責任と使命は大きく、意義深い仕事になる。お互いの体験、経験、知恵を出し合って良い計画を策定して頂きたい」と挨拶。策定委員会へ福祉計画の策定についての諮問書を委ねました。
 諮問書を受け、委員会では活発に議論を展開。今後の実務的な作業スケジュール、具体的な計画策定等の確認を行い散会しました。いよいよ、地域福祉計画策定の具体的な作業が行われてまいります。策定スケジュールでは、住民意識・ニーズの把握・分析。イベントやシンポジュウムなど、多岐にわたる調査、研究が展開されてまいります。全村民が一丸となって福祉計画に参画し、協力してまいりましょう。
 明日の読谷村のために…

 読谷村地域福祉計画策定委員会は、▼知識経験者(三名)▼各種団体代表者(十一名)▼医療関係者(一名)▼保健関係者(■名)▼福祉関係者(三名)▼議会関係者(二名)▼教育関係者(二名)▼行政関係者(十二名)の委員三十六人で構成一委員長に仲宗根憲栄民生部長、副委員長に仲宗根盛敏議員、津波哲子民生委員が選出され、事務局は読谷村社協が担います。

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