読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1992年10月発行 広報よみたん / 4頁

【見出し】友情を育む 読子連会長上里キヨ 【写真:ハイッ「チーズ」】

 読谷村子ども会育成連絡協議会も村教育委員会のご指導のもと、各字単位子ども会育成会の皆様方の惜しみないご協力を頂き、平成四年の活動をスタート(開始)させることができましたことに、心から感謝を申し上げます。
 さて、本会活動のなかには、これまで最も強力に取り組まれた宮崎県日向市との交流会があります。
 それは、友情・創造・自主・連帯のスローガンを掲げ、十三ヶ年間という長期間に亘り交歓学習の場を通して多くの子どもたちを育んでいただきました。
 今年は八月十九日から二十四日までの五泊六日の日程で、小・中・高生四十七人が、日向市に交歓研修へと赴いたのですが、市子連や社会教育課の丁重な歓迎式・教育長の表敬訪問では、子どもたちに感動を与え、J・Rとの交流や民泊では手厚いもてなしを受け友情を温めることができました。
 さらに市内見学では、沖縄にあっては教科書でしか学習できない馬が淵のリアス式海岸や、椎茸栽培のようす、牧水(若山牧水)の里の見学と川での水泳(摂氏18度)は、子どもたちに、楽しい思い出と貴重な学習体験の場を提供して頂きました。
 お陰さまで、子どもたちが、食事にことかく事もなく、不自由な思いもなく元気で五泊六日の日程をうまく消化できたのも、高橋会長さんをはじめ、市子連の方々のご奉仕と、ご苦労のあったことを申し添えておきます。
 特に今回は村当局から「ノーベル平和賞を夢みる村民基金」の補助金もいただき、ご父母の方々や、子ども達にとっては、二重の励ましになったことでございましょう。紙面にて厚く御礼を申し上げます。

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