読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1994年1月発行 広報よみたん / 14頁

【見出し】ふるさとのまつりを満喫 ハワイ村人会ふるさと訪問

 故郷についてもっと知りたい-と、ハワイ在住の読谷村人会の一世~三世の方々が「読谷まつり」の日程に合わせて十一月四日にホノルルを発ち、六日から十二日の日程で読谷の地を訪れました。
 ハワイ村人会(比嘉リン会長)の方々が両親や祖父母のふるさと・読谷を訪れるのじゃ一九八六年十月に次いで今回が二度目で、訪れたのは宇座、高志保、座喜味、楚辺、大木、伊良皆の関係者ら四十九人。ふるさと訪問のハワイ村人会の一行は六、七日の両日にわたって読谷まつりを見学し、雄大なまつりに感動。翌八日の午前には、村との交流を目的に役場を目的に村人会の方々が役場を訪問。役場では遠路はるばるふるさとを訪れたハワイ村人会の方々を、大勢の職員らが出迎えて心温まる拍手で歓迎。村との交流の場で、ふるさと読谷の戦中・戦後の生活の様子や産業・経済活動など、様々な質問が行われ、それに山内村長は、懇切丁寧にお応え、ユーモアを交えながらも和やかに交流を深めていた。
 役場訪問を終えた一行は、午後から村内観光へと移り、座喜味城跡や残波岬公園、ヤチムンの里、ポルシェ(澤岻和子社長)の向上などを見学し、一様にふるさとの発展ぶりに驚いた表情。また、ポルシェでは、お土産として紅芋菓子などを数多く買い求め、とても喜んでいた。
 今回、来村した村人会一行のほとんどの方々は村教育委員の当真嗣清氏が交流会や村内観光に同行して通訳や案内に努め、村人会の方柄を始め、役場関係者から感謝された。
 また、この日の夕には村主催の「ハワイ村人会歓迎レセプション」が村中央公民館ホールにおいて盛大に催された。
 会場には、村人会の親戚の方々や役場部課長ら約百人余が出席する中、和やかにバフェ料理に舌鼓をうちながら宴がはじまり、式は主催者を代表して山内村長があいさつ。山内村長は「戦後の皆さんの温かい支援で沖縄も皆さんと交流できるまでになった。皆さんはハワイで頑張って下さい。私たちはここで頑張ります」と歓迎の言葉を述べた。その後、ステージでは”まつりinハワイ”に出演した楚辺区が「イリベーシ」と「エイサー」を、高志保区が「馬舞」の伝統芸能を披露して村人会一行のふるさと訪問を歓待し、最後はみんなでエイサーやカチャーシーを踊って宴を盛り上げ、楽しい交流の一時を過ごした。
 また、楚辺区(池原玄夫区長)でも同様に、十一日の夕に同区公民館ホールにおいて「ハワイ楚辺ンチュ歓迎会」を催し、多くの余興を披露するなどして同郷のハワイの方々を激励する一方、親戚や従兄らが会場に駆け付け、和やかに交友を深めていた。
 ハワイ村人会一行は「まつりに参加し、こんなに盛大に歓迎されたのは初めての経験で深く感動を抱いた」や「子供達から大人まで伸び伸びとまつりに参加し、パワフルなステージにとても感動した」、「読谷がこんなに発展しているとは思わなかった。読谷には大きな誇り(伝統工芸)と、驚き(観光施設や残波大獅子)があり、みんなが自信をもって力強く生きている」「われわれも地域を大事にして村づくりをしているふるさとを誇り、自慢できるものを胸にハワイに帰ることができる」と、ふるさと訪問の感想を述べ、一行は十二日に沖縄の地を飛び発った。

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