読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1996年10月発行 広報よみたん / 3頁

【見出し】渡慶次幼稚園を改築 <起工式> 瀬名波公民館建設で起工式 美術館で「収蔵品展」

 一九六七年(昭和四二)に建設された渡慶次幼稚園園舎は、長年にわたり幼稚園教育の学び舎として親しまれてきましたが、建物の老朽化が著しく、これに伴って旧園舎は解体・撤去され全面改善されることになり、去る八月二日には新園舎建設の起工式が現地にて挙行され、関係者らによって工事の安全祈願が行われました。
 建設工事の概要は次の通り。
【建設面積】
・四五四㎡(鉄筋コンクリート造り平屋建て)
【工事種別及び請負額】
▼設計委託費用
・二百六十二万七千円
▼建築工事費用
・一億三百万円
▼電気工事費用
・七百二十一万円
▼機械工事費用
・九百七十八万五千円
【工事期間】
・七月一日~十二月二十日

 一九六八年(昭和四八)に建設されて以来、今日まで瀬名波区の行政活動の場として広く区民に活用されてきた瀬名波公民館(新垣平次区長)は、長い年月とともに老朽化が進み、更に危険箇所も多くみられたことから、この程全面解体され、新築されることになりました。
 建設にあたっては国や県、村の補助に基づく「平成八年度・集落地域整備事業」の一環として建設されることになり、八月十六日午後、関係者らによって起工式を挙行。工事の安全祈願を行いました。
 また、補助対象外の備品購入費には多額の資金を要することから、同月の七日には同区の有志らが主催する「公民館建設(備品)資金造成チャリティーゴルフコンペ」が開かれ、大勢の人々がコンペに参加し協力しました。
【建設面積】
・三七五㎡(鉄筋コンクリート造二階建て)
【建設費用】
・九千三百四十万円余
【工事期間】
・平成八年八月十二日~平成九年二月二十九日

 八月六日~九月二十九日を会期に、読谷村立美術館(宮城元信館長)で、平成八年度「収蔵品展パートー(陶芸)」が開催されました。
 今回展示された作品は、美術館が95年度及ぴ96年読谷やちむん展の企画展の中から収蔵した七十二点の陶芸作品に加え、喜名焼古窯跡出土(三~四年前に喜名小学校辺りから発見)の陶片を喜名焼小物展」として展示し、古の技法の観点を現代へのアプローチとして紹介されました。
 喜名焼きに関し、宮城館長は「陶片から推測されることは、三百年前に喜名区で造られた陶器類には食器や摺り鉢、急須、キセルなどの形状から当時の生活習慣や食文化の模様、また、厚みの薄い容器や二重構造の器などの形状は現在の技術でも難しいと言われ、当時の陶芸技術が優れていたことを伺い知ることができる。喜名焼きと称される所以には、交通・水・陶土など諸々の条件で喜名の地の利があったであろう」と解説しました。

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