読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1997年9月発行 広報よみたん / 14頁

魚のつかみ取りに水しぶき(漁協まつり) 常夏の沖縄を満喫 青い海に歓声~北海道池田町児童生徒~

〔写真〕「水しぷきをあげながら魚を追い掛ける子どもたち」、「沖縄の青い海で思う存分に海水浴を楽しんだ池田っ子たち」

 海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う日として昨年から七月二十日は「海の日」として国民の祝日になっています。
 読谷村漁協(古堅宗達組合長)ではこの日、海の日企画「読谷漁協まつり」を開いて漁港を解放。まつりには村内外から訪れた大勢の人々が海人体験を楽しみました。
 読谷漁港には早朝から多くの親子連れが訪れ、「大型定置網操業見学」へと出港。定置網が設置された漁場では、網の中で飛び跳ねる大小様々な魚に、子ども達が大きな歓声をあげました。  漁港では、子どもや大人を対象にした「体験セリ」をはじめ、漁船での「海岸遊覧」や、「マグロの解体ショー」が人々を楽しませる一方、今回初めて行なわれた特設イケスでの「魚のつかみ取り大会」は子ども達の人気を集め、大勢のチビッ子らが逃げ回る魚(グルクマ-)を追い求めて大はしゃぎ。周りの親も、水しぶきをあげてイケスを掛けめぐる我が子に、大声で「早く捕まえろ!」「ゆっくり!もっと角に追い詰めて!」などと声援。会場は人々の歓声に包まれ賑わいました。
 また、まつり会場に設けられた食事コーナーでは、家族連れなどの大勢の人々が海の幸(魚汁や刺身料理など)に舌鼓する一方、新鮮な魚やモズク天麩羅などを買い求めて家路につきました。

 北海道池田町・読谷村児童生徒交流事業も今年で十六回目を迎え、両町村の交流の絆はますます深められています。
 今回(夏)の交流は七月九日~十四日の日程で行われ、引率を含め児童生徒ら十七人(前田利武団長)が本村を訪れました。
 交流団一行は、到着初日に歓迎会へと臨み、お互いのパートナー(民泊家庭)と対面して親交を深めました。
 翌二日目(十日)は伊波清安教育長の講話をはじめ、村内の名所・旧跡などを視察する一方、午後よりやちむんの里の陶芸研修所でのシーサー面づくりを楽しみました。
 三日目(十一日)にはパートナーの学校訪問で、学校全体や学級で歓迎会を催して、多くの友達をつくりました。この日の午後は待ちに待った海水浴。村営・残波ビーチに繰り出した児童生徒らは、海水浴やガラスボート遊覧、スイカ割りなどに興じ、常夏の海を思う存分に満喫。特にガラスボート遊覧では、海中に群舞する熱帯魚や色とりどりの珊瑚礁の素晴らしさと、北海道ではめったに見ることのできない青い海に、大きな歓声をあげました。
 四日目(十二日)は南部戦跡視察へと出発し、首里城~平和の礎~北霊の塔~ひめゆりの塔を見学し、国際通りではお土産の買い物をしながら、市場を見学し、色とりどりの魚や豚の顔・足など、沖縄ならではの食品を見ては驚きっぱなしでした。
 五日目(十三日)は民泊家庭との自由行動で終日ふれあい、その日の夕方には「お別れ会」が催され、アスパラ・イクラ・トウモロコシの北海道の味覚に舌鼓をうちながら和やかに交流を深め、別れを惜しみました。
 交流を終えた一行は十四日に読谷を発ち、全員が来年ニ月に再会することを誓い、元気に帰路の途につきました。
文・山内昌直(生涯学習課)

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