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2003年9月発行 広報よみたん / 6頁

婦人の主張大会を開催 日々の思いを堂々と主張

婦人の主張大会を開催
日々の思いを堂々と主張

 七月十三日、読谷村文化センター中ホールに村内婦人ら一五〇人余が集い、第三十六回読谷村婦人の主張大会が開催されました。
 主催者あいさつで當山マキエ会長は、「本大会は、日頃の婦人会活動の中から地域に内在する様々な課題を取り上げ、主張することによって、婦人の地位向上と地域社会の発展に寄与することがねらいです。」と大会趣旨を説明、特別出演の知花かおりさんと知花えり子さんを紹介しました。
 今年は四人の方々が、日頃感じたことや、自分が日常生活の中で実践してきたことを発表しました。高志保婦人会の安次嶺三智子さんは「あなたにとって癒しとは何ですか?」、伊良皆婦人会の比嘉光子さんは「より良い老後をめざして」、渡慶次婦人会の山城スミ子さんは「蘇った命」、波平婦人会の知花里美さんは「見つけようもう一つの私の世界」と題してそれぞれ熱弁をふるいました。
 また、特別出演として読谷小学校五年生の知花かおりさんが平和のメッセージの詩「川の水よ 太陽よ」を朗読、読谷中学校一年生の知花えり子さんが全琉小中高校作文コンクール最優秀賞受賞の「楽しかった赤ちゃんふれあい体験」を紹介しました。
 審査している間にアトラクションもあり、保健レク部、瀬名波婦人会そして喜名婦人会が「浜のアーマン小」を披露し、盛んな拍手が送られました。
 審査の結果、知花里美さんの「見つけようもう一つの私の世界」が最優秀賞に輝き、次点に安次嶺三智子さんが選ばれました。
 新城トシエ審査委員長の講評の中で、「今回の発表者は年齢もテーマも異なり、三〇代は子育て真っ最中、そして五〇代は自分の人生そして高齢化社会をどう生きるかと各々、ふさわしいテーマに絞って発表されました。おしいかな、話題の山場としてはパンチのある場面が必要で、地域社会への広がり、婦人会・PTA・サークル活動での掘り下げに欠けた感がありました。」と述べられました。

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